ドラムを演奏する為に必要な「スティック」。
このスティックにも様々な種類があります。
大半は「木」の素材で作られているのですが、材質は大きく分けて3種類に分かれます。
最も標準的で一番使われているのがこのヒッコリー。
重すぎず、軽すぎず。
あらゆるジャンルにも対応できる材質です。
ヒッコリーより重く、そして硬い。
ロック、メタルなど、激しいプレイをする方がよく使われます。
価格も比較的安め。
ヒッコリーより軽い。もちろん音も柔らかくなります。
ジャズドラマーの皆さんでしたら、一度は使っているのではないでしょうか。
折れやすいという特徴もあります。
ブラシは、ジャズでは見かけることも多くありますよね。
最近は、ポップスでも静かな曲などで使われることもあります。
通常のスティックとは、奏法も音色も違います。
そして、次に先端の部分、この部分を「チップ」と言います。
この部分も大きく分けて２種類に分かれます。
一般的にドラムステックをイメージする際に思い出されるのがこのウッドチップと呼ばれるものです。
多くのドラマーに使われているのがウッドチップです。。
昔からの使われているだけあって、ドラム本来の音を奏でてくれます。その音は、柔らかいナチュラルなサウンドが出ます。ナイロンチップに比べ、耐久性が弱い為、使っている内に割れたり欠けたりする傾向がみられます。
その名の通り、ドラムスティックの先端に
ナイロン製のチップが取り付けられた物です。
ウッドチップよりもはっきりした硬い音、またアタック感も強くなる傾向があります。
耐久性には強く長持ちします。
が、稀に外れて飛んでいったりする事もあります。。。（笑）
もっと細かく分類すればまだまだ紹介はできるのですが、今回はここまで。
初心者の方がよく「どれを買ったらいいか分からない。」と悩んでおられますが、
まずは軽めの握りやすい物をオススメします。
スティックは消耗品ですので様々な種類を試してみて下さい。
叩きやすく、そして自分の演奏したいジャンルやプレイスタイルに合わせてスティックを選んでいきましょう♪
音の好みも自然と出てきますよ♪